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バベルの後に 言葉と翻訳の諸相 下

叢書・ウニベルシタス 400

出版社名 法政大学出版局
出版年月 2009年6月
ISBNコード 978-4-588-00400-1
4-588-00400-X
税込価格 6,600円
頁数・縦 P421〜930 34P 20cm
シリーズ名 バベルの後に

商品内容

要旨

古今の芸術思想、言語・文学理論、英仏独語の表現に通暁した現代随一の批評家が、文化史、哲学史の沃野を渉猟しつつ、言語の複数性という巨大な謎に真っ向から取り組んだ、「翻訳」論の古典。聖書やホメーロスをはじめ、ヘルダーリン、ベンヤミン、ハイデガーほか無数の固有名への解釈から立ち上がる、語と意味の翻訳(不)可能性をめぐる遠大な思索。

目次

第4章 理論の要求
第5章 解釈の運動
第6章 文化の位相論

出版社・メーカーコメント

古今の芸術思想、言語・文学理論、英仏独語の表現に通暁した現代随一の批評家が、文化史、哲学史の沃野を渉猟しつつ、言語の複数性という巨大な謎に真っ向から取り組んだ、翻訳研究の古典。聖書やホメロスをはじめ、ヘルダーリン、ベンヤミン、ハイデガーほか無数の固有名への解釈から立ち上がる、語と意味の翻訳(不)可能性をめぐる遠大な思索。今日の人文学の必読書、上下巻完結。〔文芸批評・言語・思想〕

著者紹介

スタイナー,ジョージ (スタイナー,ジョージ)   Steiner,George
1929年、オーストリア系ユダヤ人の子としてパリに生まれる。1940年、ゲシュタポの追及を逃れてニューヨークへ脱出。優れた亡命者が教鞭をとっていたリセで古典教育を受け、シカゴ大学に進学して1年で学士号を取得し、ハーヴァード大学で修士号、ローズ奨学生として留学したオックスフォード大学で博士号を取得。『エコノミスト』誌編集委員、プリンストン高等学術研究所研究員、ケンブリッジ大学特別研究員、ジュネーヴ大学英文学・比較文学教授、オックスフォード大学客員教授を歴任
亀山 健吉 (カメヤマ ケンキチ)  
1922年生まれ。1948年東京大学文学部倫理学科卒業。1950‐51年ガリオア留学生としてクレアモント大学院に留学。56‐58年A.v.フンボルト財団留学生としてハイデルベルク大学、テュービンゲン大学に留学。日本女子大学名誉教授。訳書:ヴィルヘルム・フォン・フンボルト『言語と精神―カヴィ語研究序説』(法政大学出版局、第21回日本翻訳出版文化賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)