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プルキンエ不整脈

出版社名 医学書院
出版年月 2009年7月
ISBNコード 978-4-260-00831-0
4-260-00831-5
税込価格 8,800円
頁数・縦 231P 26cm

商品内容

目次

1 特発性心室性不整脈(Verapamil感受性特発性心室頻拍
Focal Purkinje心室頻拍
特発性心室細動
Brugada症候群・QT延長症候群)
2 器質性心疾患に伴う心室性不整脈(脚間リエントリー 脚枝間リエントリー
心筋梗塞に伴う左室中隔起源の束枝リエントリー性頻拍
虚血性心疾患に認められる多形性VT、VF―Electrical stormにおけるPurkinje線維の役割
非虚血性心疾患に伴うPurkinje関連不静脈)
3 Q&A Purkinje不整脈を理解するための基礎知識(Purkinjeとは?
Purkinje研究の歴史は?
Purkinjeネットワークは多形性心室頻拍や心室細動のリエントリー回路になりえるか?
仮性腱索(false tendon)が左室特発性心室頻拍のリエントリー回路を形成するか否か?
Purkinje線維はなにゆえ虚血に耐性を持つのか?
心筋梗塞後に発生するPurkinje線維関連不静脈は?―動物実験により明らかにされたメカニズム
Purkinje不静脈における日本人研究者の貢献は?
動物種によるPurkinje分布の違いは?)

出版社・メーカーコメント

古くて新しい“プルキンエ・ワールド”近年、Purkinje線維は特発性あるいは二次性を含む様々な心室性不整脈に関与することが明らかになり、注目されている。特に特発性心室頻拍/細動や、梗塞急性期に出現するelectrical stormでは頻拍の誘因(心室性期外収縮)のFocusとなり、またリエントリー回路を構成することから、カテーテル・アブレーションにより頻拍を根治させることも可能である。国内ではもちろん、世界的に著名な専門医2名が自らの経験、最先端の話題も含めて、そのメカニズムや治療法についてまとめてい

著者紹介

野上 昭彦 (ノガミ アキヒコ)  
1955年11月27日生まれ。1982年長崎大学医学部卒業。1982年横須賀共済病院研修医。1984年土浦協同病院循環器内科医員。1985年Miami Heart Institute心臓病臨床フェロー。1987年東京医科歯科大学大学院修了。1990年東京医科歯科大学第二内科助手。1994年群馬県立心臓血管センター循環器内科第二部長。1990年横浜労災病院冠疾患集中治療部部長。東京医科歯科大学臨床教授。東海大学循環器内科非常勤講師
小林 義典 (コバヤシ ヨシノリ)  
1956年2月10日生まれ。1981年日本医科大学医学部卒業。1981年日本医科大学第一内科入局。1985年日本医科大学付属病院集中治療室勤務。1989年米国ロサンゼルス市、Cedars‐Sinai Medical Centerに留学。1991年日本医科大学第一内科助手。2000年日本医科大学第一内科講師。2004年日本医科大学第一内科准教授。2009年東海大学医学部内科学系循環器内科教授。東海大学医学部付属八王子病院循環器センター長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)