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ていうか、やっぱり日本語だよね。 会話に潜む日本人の気持ち

出版社名 大修館書店
出版年月 2009年9月
ISBNコード 978-4-469-22207-4
4-469-22207-0
税込価格 1,045円
頁数・縦 158P 19cm

商品内容

要旨

あまり気づかれていませんが、日本語にはもともと、気持ちを伝えるためのことばやしくみが内蔵されています。どんなことばやしくみの中に、どのような日本人の心が隠れているか、たくさんの会話例をもとに探ります。

目次

1 気持ちを伝えることば(「なに」―不満と甘えを表現する
「ていうか」―躊躇感を伝える
「やっぱり」―まわりを気にする
「ね」と「よ」―たった一文字で気持ちは違う
「やる」と「もらう」―人間関係に気を配る
「この」「その」「あの」―感情的な距離を計算する
「は」と「が」―親近感を呼び起こす
「だ」と「じゃない」―強く言い切る
「『勝手にしろ!』みたいな」―言ってからためらう)
2 気持ちを伝えるしくみ(スタイル―スタイルの揺れと心の揺れ
借り物スタイル―他人の声をちゃっかり拝借
「『帰ってきたぜ』なイメージ」―セリフを利用した演出
「雄大で荘厳な富士!」―驚きと感動のつぶやき
「好きだから好き」―トートロジーの情熱
あいづち―何度も打って安心したい心
うなずきダンス―分かち合うパフォーマンス)
おわりに―気持ちを伝えることばとしくみ

出版社
商品紹介

感情を伝える道具立てや仕組みが日本語の中にあることを、イラストを交えて具体的な会話例を引きながら紹介。

著者紹介

メイナード,泉子・K. (メイナード*,センコK.)  
山梨県出身。東京外国語大学卒業後、1980年ノースウェスタン大学より言語学博士号を取得。その後、ハワイ大学、コネティカット・カレッジ、ハーバード大学、プリンストン大学で教鞭をとる。ニュージャージー州立ラトガース大学日本語学・言語学教授。日本語プログラム主任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)