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王朝滅亡の予言歌 古代中国の童謡

あじあブックス 066

出版社名 大修館書店
出版年月 2009年12月
ISBNコード 978-4-469-23308-7
4-469-23308-0
税込価格 1,760円
頁数・縦 205P 19cm

商品内容

要旨

「童謡」=無邪気な子どもたちがうたう歌、というイメージとは程遠く、隠喩やブラックユーモアを駆使して権力者を揶揄し呪う歌―それが中国の童謡である。激動の古代史を彩る数々の童謡を読み解けば、人々の恨み、悲しみ、希望…切なる思いが浮かび上がってくる。「童謡」に詠みこまれた漢代宮廷権力闘争のドラマ。

目次

第1章 民意と童謡―揺籃期
第2章 童謡の起源―黎明期
第3章 呂太后をめぐる歌―形成期
第4章 元帝・成帝のときの童謡―開花期
第5章 前漢末・王莽新から後漢初の童謡―空白の二十年
第6章 後漢の童謡―隆盛期
第7章 後漢末の童謡―躍動期
第8章 火星の使者がうたう童謡―展開期

出版社
商品紹介

先秦から後漢末まで、特に漢代宮廷の歴史を平易に語りつつ、時々に記録された童謡を紹介、その真意の謎解きをする。

著者紹介

串田 久治 (クシダ ヒサハル)  
1950年、大阪に生まれる。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程中退。大阪大学助手、愛媛大学助教授、大阪府立大学総合科学部・同大学院人間文化学研究科教授を経て、桃山学院大学文学部教授・同大学大学院文学研究科教授。専攻は中国哲学、中国社会思想史。大阪大学博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)