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デューラーを読む 人と作品の謎をめぐって

出版社名 法政大学出版局
出版年月 2009年12月
ISBNコード 978-4-588-27619-4
4-588-27619-0
税込価格 2,530円
頁数・縦 204P 20cm

商品内容

要旨

“ペンを執る画匠”デューラーの旅日記や書簡を読み込み、フランス病疑惑や“メレンコリア1”の謎を、記号・紋章・占星術等のキーワードを通して読み解く。

目次

1 デューラーとフランス病(紋章、ギリシア神話、占星術
ヴェネツィアのデューラー
ネーデルラントにて ほか)
2 メレンコリア1(ドイツのある現代作家
気質論
魔方陣 ほか)
3 詩人デューラー(一通の手紙
詩人デューラー)

出版社・メーカーコメント

アルブレヒト・デューラーの生涯を『ネーデルラント旅日記』や書簡等の資料によって辿り、そのフランス病(梅毒)疑惑を検証するとともに、銅版画〈メレンコリアI〉の謎に、記号・紋章、占星術や気質論などのキーワードを通して迫る。「ペンを執る画匠」デューラーの宗教詩人としての知られざる側面、マルチン・ルターとの関係にもわたって、文学研究者の視点でとらえたドイツ・ルネサンスの時代。【文化史・美術史】

著者紹介

藤代 幸一 (フジシロ コウイチ)  
1932年に生まれる。東京都立大学大学院修士課程(独文学専攻)修了。現在、同大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)