• 本

おサルの系譜学 歴史と人種

出版社名 みすず書房
出版年月 2009年12月
ISBNコード 978-4-622-07473-1
4-622-07473-7
税込価格 4,180円
頁数・縦 423,2P 20cm

商品内容

要旨

荒野の黒い男ヒースクリフはどこの生まれか?なぜワイルドは「猿」によって表象されるのか?ダーウィン主義からサイードまで、文学研究の未知の地平へ。

目次

1 さまざまの歴史(歴史学の後ろ姿
帝国と路地裏のはざまに ほか)
2 人種の表象(おサルの系譜学―人種と挿絵
ホッテントットのヴィーナス―挿絵と小説 ほか)
3 ダーウィンの負の周辺(ビーグル号の野蛮人
ダーウィンと女性 ほか)
4 スーザン・ソンタグの周辺(批評のこれまで、これから
アメリカの現代思想と語学力 ほか)

出版社
商品紹介

18世紀英文学におけるサル(猿)の歴史的諸相を読み解く。ダーウィニズム、ソンタグ論まで、英文学研究の刺戟的エッセイ。

著者紹介

富山 太佳夫 (トミヤマ タカオ)  
1947年鳥取県西伯郡に生れる。1970年東京大学英文科卒業。1973年同大学大学院修士課程修了。現在、青山学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)