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ウィーン 多民族文化のフーガ

出版社名 大修館書店
出版年月 2010年3月
ISBNコード 978-4-469-21328-7
4-469-21328-4
税込価格 2,640円
頁数・縦 348P 20cm

商品内容

要旨

ヨーロッパの十字路に位置するウィーン。そこは、各地から多様な文化が流れ込み独自の融合を遂げた文化形成の舞台となった。多民族の文化がフーガのようにからみ合い、いかにして20世紀をリードした豊穣なポリフォニック文化が形成されたのか。都市形成と文化醸成のダイナミズムを多彩な視点から解明する。

目次

1 多民族文化の都
2 ウィーンの都市空間と建築
3 ウィーン・バロック―その形態と思考
4 「音楽の都」ウィーンの秘密―宮廷と「多民族」音楽都市
5 劇場都市ウィーンとオペラの世界―ジングシュピール文化の形成を中心に
6 学際都市ウィーン
7 文化メトロポーレ・ウィーンの光と影―シュニッツラーの作品に映し出された十九世紀末ウィーン

出版社
商品紹介

「多民族文化」をキーワードに、波乱の歴史をたどったウィーンの音楽、建築、文学、文化史などを各分野の第一線の執筆者が探る。

著者紹介

饗庭 孝男 (アエバ タカオ)  
青山学院大学名誉教授(フランス文学/文芸評論)
伊藤 哲夫 (イトウ テツオ)  
国士舘大学理工学部教授(建築家)
加藤 雅彦 (カトウ マサヒコ)  
元NHK解説委員(欧州問題研究)
小宮 正安 (コミヤ マサヤス)  
横浜国立大学教育人間科学部准教授(ヨーロッパ文化史)
西原 稔 (ニシハラ ミノル)  
桐朋学園大学音楽学部教授(音楽社会史)
檜山 哲彦 (ヒヤマ テツヒコ)  
東京芸術大学音楽部教授(ドイツ文学/ドイツ=ユダヤ文化史)
平田 達治 (ヒラタ タツジ)  
大阪大学名誉教授(ドイツ・オーストリア文学/都市文化研究)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)