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日米同盟という欺瞞、日米安保という虚構

出版社名 新評論
出版年月 2010年11月
ISBNコード 978-4-7948-0851-6
4-7948-0851-8
税込価格 3,190円
頁数・縦 316P 20cm

商品内容

要旨

安保解消へ向けた本格的議論はこの書から始まる。安保と在日米軍を永遠の存在にしてはならない。「平和と安全」の論理を撹乱してきた“条約”と“同盟”の正体、そして日本の政治エリートたちの筆舌に尽くしがたい欺瞞、詭弁、偽善。

目次

第1章 日米同盟という欺瞞
第2章 日米安保という虚構(1)―日米「共同防衛」の幻影
第3章 日米安保と云う虚構(2)―安保=日米軍事同盟論をめぐって
第4章 憲法九条の死文化と日米安保―国家の自衛権をめぐって
第5章 憲法九条の死文化のメカニズム―「普通の国家」と霞が関イリュージョン
第6章 国連憲章第五一条と「戦争と平和の同在性」
終章 日米同盟を再考し、日米安保に期限をつけるために

著者紹介

中野 憲志 (ナカノ ケンジ)  
先住民族・第四世界研究。官僚制国家からの自律をテーマに、NGO論、現代教育―大学制度解体論、外交・安保問題に強い関心を持つ。目下、「ユナイティド・フルーツ社の興亡とラテンアメリカの先住民族」および「戦後官僚独裁論の系譜」を研究中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)