• 本

日本文学の「女性性」

二松学舎大学学術叢書

出版社名 思文閣出版
出版年月 2011年2月
ISBNコード 978-4-7842-1549-2
4-7842-1549-2
税込価格 2,530円
頁数・縦 219P 22cm

商品内容

目次

第1部 「男性文学」の女性性(三島由紀夫『朱雀家の滅亡』・ジェンダーの観点から―戦前日本における家庭の抑圧の光景
少女とロココ―「女生徒」における“少女”表象
『行人』のお直をめぐって)
第2部 女性による表現世界(一葉・ウルフ・デュラス―近代日本女性文学の国際性
“母の涙”の二重性―敗戦後文学としての『二十四の瞳』
松浦理英子論―魅惑する鈍感さ)
第3部 新たな展開(一九八〇年代の「少女小説」と女性文化の伝統―氷室冴子を中心に
少年同士の絆―あさのあつこ「バッテリー」をめぐる欲望と暴力
ライトノベルの方へ)

著者紹介

増田 裕美子 (マスダ ユミコ)  
1953年生。東京大学大学院博士課程修了(比較文学)。二松学舎大学教授
佐伯 順子 (サエキ ジュンコ)  
1961年生。東京大学大学院博士課程修了(比較文学)。学術博士(東京大学)。同志社大学大学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)