オアシス農業起源論
学術選書 051
出版社名 | 京都大学学術出版会 |
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出版年月 | 2011年3月 |
ISBNコード |
978-4-87698-851-8
(4-87698-851-X) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 379P 19cm |
商品内容
要旨 |
「農業はどこで始まり、どのように広がったのか?」農業起源に関する最近の考えは独立発生説が強まっている。筆者は広域フィールド・ワークでモノ・人・景観に直接触れながら、農業の形の変異と地理的分布を鳥瞰して独立発生説を退ける。本書はその着想と検証の成果である。穀物農業は西アジアのオアシスにおいて小区画潅漑耕地の集約的農法に起源し、根栽農業はマレーシア熱帯の熱帯林での半栽培に起源して、汎世界的に伝播と適応放散を果たしたという農業の二元起源論を展開している。 |
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目次 |
第1章 発端(マダガスカルの大草原で |
出版社 商品紹介 |
農業の起源について、各地の具体的なモノ、コト、人、景色に直接触れながら、オアシスでの集約栽培が世界に伝播したという説を展開。 |