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事実/価値二分法の崩壊 新装版

叢書・ウニベルシタス 847

出版社名 法政大学出版局
出版年月 2011年6月
ISBNコード 978-4-588-09942-7
4-588-09942-6
税込価格 3,190円
頁数・縦 192,50P 20cm
シリーズ名 事実/価値二分法の崩壊

商品内容

目次

第1部 事実/価値二分法の崩壊(経験主義的背景
事実と価値の絡み合い
アマルティア・センの世界における事実と価値)
第2部 合理性と価値(センの「命令主義的」出発点
選好の合理性について
価値はつくられるのか発見されるのか
価値と規範
科学哲学者たちの価値からの逃避)

出版社
商品紹介

大衆文化や哲学思想などにおいてさまざまな形で展開されてきた「事実/価値二分法」に対して論争を挑むパトナム哲学の批判的考察。

出版社・メーカーコメント

大衆文化や哲学思想・社会科学などにおいて、歴史的にさまざまな形で展開され擁護されてきた「事実/価値二分法」に対して論争を挑むパトナム哲学の批判的考察。その「事実認識は客観的でありうるが、価値判断は主観的である」という根底的思想をD.ヒュームに始まりカント、デューイ、A.セン、ハーバーマスらを検証して斬新かつ独創的反論を提示し、問題の把握と理解に導く。

著者紹介

パトナム,ヒラリー (パトナム,ヒラリー)   Putnam,Hilary
1926年シカゴに生まれる。48年ペンシルベニア大学哲学部卒業。51年カリフォルニア大学(UCLA)で哲学博士号(Ph.D.)を取得。その後、ノースウェスタン、プリンストン、MITなどの大学で教鞭をとり、65年以降はハーバード大学哲学部教授を務め、同大学名誉教授。現代アメリカを代表する哲学者で、論理実証主義の批判的検討はじめ、数理論理学・科学哲学・言語哲学・心身問題、さらには倫理や歴史の哲学など多方面のテーマについて、斬新なアイデアを提起し、世界の哲学界をリードしてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)