• 本

スパイスの歴史 薬味から香辛料へ 改装版

出版社名 法政大学出版局
出版年月 2011年7月
ISBNコード 978-4-588-35225-6
4-588-35225-3
税込価格 3,080円
頁数・縦 293P 図版24P 20cm
シリーズ名 スパイスの歴史

商品内容

要旨

熱帯アジア原産の各種香料薬品が、東西の文化圏へ伝播・浸透し、世界の味覚と嗅覚を制覇するにいたる経緯を、経済・文化・交通の各面から克明に描き、「スパイス・ルート」確立の道筋を解明する。

目次

第1部 中国の胡椒時代(天の都・杭州と南海の胡椒
胡椒の伝来
中国船の南海進出と胡椒)
第2部 香料群島(スパイス・アイランド)(中国人と丁香
ヨーロッパ人の渡来と丁香
バンダ諸島の肉荳〓(にくずく)
(附)スパイス・ルート―肉桂から丁香と竜脳へ)
第3部 異聞雑色(ガマとダルブケルケとオルタ
媚薬と香料
唐・天竺と日本につながる人生の秘事
南海異聞二題
竜(アンバル)・麝(ムスク)の発香
夏の匂い
楊貴妃と香
マルコ山古墳と竜脳
正倉院の香
クレオパトラの鼻とインド洋のモンスーン
ゴールド(金)とスパイス(香料)とアニマ(霊魂)の大航海)

著者紹介

山田 憲太郎 (ヤマダ ケンタロウ)  
1907年長崎県に生まれる。1932年神戸商業大学卒業。22年間香料会社に勤める。名古屋学院大学名誉教授。1950年文学博士。1977年日本学士院賞受賞。1983年2月死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)