• 本

現代日本の気分

出版社名 みすず書房
出版年月 2011年7月
ISBNコード 978-4-622-07603-2
4-622-07603-9
税込価格 3,080円
頁数・縦 245P 20cm

商品内容

要旨

日本再生への手がかりとして精神科医が問う―「被災者理解へ問われる人間観」「自殺が組み込まれた社会を変えよう」。変革へのラディカルな思考を投げかける。

目次

1 東日本大震災被災者理解へ問われる人間観(被災地に立って)
2 開かれた対話へ(閉ざされた不安から開かれた対話
自殺が組み込まれた社会を変えようではないか)
3 現代日本の情景(チベット暴動
映画『実録・連合赤軍』
神なき時代の聖火
花をめでるネアンデルタール人
東寧の要塞は誰が造った
残留孤児たちのふるさと
国家を超えた災害支援を ほか)

出版社
商品紹介

精神医学と比較文化の視点から現在を鋭利に分析する。教育、福祉、政情、犯罪――それらに通底する構図を指摘し、原因の所在を示す。

著者紹介

野田 正彰 (ノダ マサアキ)  
1944年、高知県生まれ。北海道大学医学部卒業。長浜赤十字病院精神科部長。神戸市外国語大学教授などを経て、2004年度より関西学院大学教授。専攻は比較文化精神医学。主な著書に『コンピュータ新人類の研究』(文藝春秋1987、大宅壮一ノンフィクション賞)。『喪の途上にて』(岩波書店1992、講談社ノンフィクション賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)