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20年間の水曜日 日本軍「慰安婦」ハルモニが叫ぶゆるぎない希望

出版社名 東方出版
出版年月 2011年8月
ISBNコード 978-4-86249-183-1
4-86249-183-9
税込価格 1,650円
頁数・縦 251P 23cm

商品内容

目次

水曜デモ、私たちは皆、つながっている―20年間の水曜日がもたらした貴重な変化
美しい名称と汚い名称―挺身隊、慰安婦、そして日本軍「慰安婦」
13歳の夢多き少女に何が起きたのか―遠い他国に連行された朝鮮の少女たち
二度と戻れない故郷―解放、そして捨てられた人々の傷
希望の灯をともした人々―真実を明らかにする動きが始まった
金学順、世界で最も美しい告白―日本軍「慰安婦」ハルモニが叫ぶゆるぎない希望
まだ問題は終わっていない―日本政府の不道徳な欺瞞と、必ず解決しなければならない問題
戦争と女性、絶えず繰り返される悪縁―国家、そして戦時性暴力の真実
私たちがつくっていくべき未来―人権と平和の世界のために

出版社・メーカーコメント

若者に日本軍『慰安婦』問題とは何かを学んでもらおうと韓国で出版されたジュニア用単行本の日本語版。これほど被害者の証言を集め、戦時性暴力の実態に迫った本はあまり例がない。また本書では、韓国軍がベトナムで起こした性暴力にも触れている。未解決のまま推移する不誠実な日本政府と対比される被害者のハルモニ(おばあさん)が叫ぶゆるぎない希望とは。オールカラー。

著者紹介

尹 美香 (ユン ミヒャン)  
「韓国挺身隊問題対策協議会」(挺対協)常任代表。日本軍「慰安婦」ハルモニたちとともに毎週水曜日、ソウルの日本大使館前で水曜デモを開催している。1992年挺対協結成時、幹事として活動、日本軍「慰安婦」ハルモニたちを訪ねて証言を記録する
梁 澄子 (ヤン チンジャ)  
通訳・翻訳業。一橋大学などで非常勤講師。在日朝鮮人「慰安婦」被害者、宋神道さんの裁判支援運動を中心に、1990年代初めから日本軍「慰安婦」問題に関わり続ける。現在、「戦争と女性の人権博物館(WHR)日本建設委員会」代表「日本軍『慰安婦』問題解決共同行動2010」共同代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)