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夏目漱石から読み解く「家族心理学」読論

出版社名 福村出版
出版年月 2011年9月
ISBNコード 978-4-571-24045-4
4-571-24045-7
税込価格 2,640円
頁数・縦 274P 19cm

商品内容

要旨

漱石が主な作品の舞台を日常的な家庭生活に設定したことは、現代の家族心理学の観点からすれば、危機に立つ家族関係を「外在化」する効果があったと考えられる。…漱石と家族の人生をたどり、現代を生きるわれわれ日本人家族の心の深部に迫る旅。

目次

序章(個人と家族の心理学
個人と家族の人生周期 ほか)
1章 人生の明暗(誕生からの苦難
思春期の頃 ほか)
2章 夫婦の心のもつれ(日本人の夫婦
単身赴任と夫婦システム ほか)
3章 和合までの夫婦の心の軌跡(人生目標と夫婦関係の変化
『門』にみる夫婦関係 ほか)
4章 父親の子育て物語(父親の子育て
息子からみた父親の子育て ほか)

著者紹介

亀口 憲治 (カメグチ ケンジ)  
1948年福岡県生まれ。1975年九州大学大学院博士課程単位取得退学。1980年フルブライト研究員(ニューヨーク州立大学)、1995年福岡教育大学教授、1998年東京大学大学院教育学研究科教授、2002年東京大学総長補佐、2004年臨床心理学コース教授・東京大学学生相談所長、2008年東京大学学生相談ネットワーク本部特任教授を経て現在に至る。2011年国際医療福祉大学大学院教授、東京大学客員教授、放送大学客員教授。専攻は臨床心理学(教育心理学博士、臨床心理士、家族心理士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)