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ちづる 娘と私の「幸せ」な人生

出版社名 新評論
出版年月 2011年11月
ISBNコード 978-4-7948-0883-7
4-7948-0883-6
税込価格 1,980円
頁数・縦 254P 19cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 自閉症である妹とその家族を監督自らが撮ったドキュメンタリー映画「ちづる」がいま話題を集めています。本書は、映画の主人公とも言うべき「ちづる」さんと監督おふたりのお母様である、赤崎久美さんによる手記です。学生時代、福祉施設での職業体験を僅かですが経験し、自閉症を持った方々と接する機会がありましたが、彼らの日常生活、一緒に暮らす家族についての思いまでは伺い知ることはできなかったので、衝撃を受けつつも興味深く拝読しました。

    (2014年3月31日)

商品内容

要旨

自閉症の娘・千鶴、その兄として悩む息子・正和。母が綴る家族の物語。

目次

第1章 幼少期―自閉症を受け入れる(障害がわかるまで
診断を受ける―一歳四カ月、悪あがきの日々が始まる
自閉症とは ほか)
第2章 日記―一九九九年七月から二〇〇六年七月まで(一九九九年 四人家族の充実した年 ちづる九歳
二〇〇〇年 思春期の入り口 ちづる一〇歳
二〇〇一年 一二年ぶりの引越し ちづる一一歳 ほか)
第3章 三人家族へ…(夫の死
その後の千鶴
子犬のバナナ ほか)

著者紹介

赤崎 久美 (アカザキ クミ)  
福岡県生まれ。九州大学文学部国語国文学科卒業。結婚後は横浜市で長男・正和(1988年生まれ)、長女・千鶴(1990年生まれ。自閉症児)の子育てに専念。2006年に夫・正幸を交通事故で失う。現在、福岡市にて千鶴と二人暮らし(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)