• 本

現代国際通貨体制

出版社名 日本経済評論社
出版年月 2012年2月
ISBNコード 978-4-8188-2197-2
4-8188-2197-7
税込価格 5,940円
頁数・縦 345P 22cm

商品内容

要旨

1990年代末から2010年までのドル体制の変容、ユーロ体制の形成と動揺、アジア通貨危機以後の東アジア・通貨為替制度を論じ、現代の国際通貨体制を全面的に解明する。

目次

第1部 アメリカ経常収支赤字のファイナンスとドル体制(アメリカ国際収支構造の変遷
経常赤字の「自動的ファイナンス」論への批判的検討
対米ファイナンスと対外債務・債権の概念上の区分
資本収支の概念上の区分と諸項目の概算値)
第2部 ヨーロッパにおけるユーロの基軸通貨化とユーロ体制(ユーロの基軸通貨化とユーロ体制の成立
ユーロ決済機構の高度化とギリシャ等の危機
ユーロ建貿易の広がりについて
ユーロと諸通貨の間の短資移動の動向)
第3部 ドル体制下の東アジアの通貨・為替制度(アジア通貨危機後の東アジアの国際通貨状況
東アジアの通貨・為替制度とドル、円、人民元)

著者紹介

奥田 宏司 (オクダ ヒロシ)  
1947年、京都市に生まれる。京都大学経済学研究科博士課程単位取得退学(1977年)。大分大学経済学部助教授を経て、1988年より立命館大学国際関係学部に在職。経済学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)