驚きの介護民俗学
シリーズケアをひらく
出版社名 | 医学書院 |
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出版年月 | 2012年3月 |
ISBNコード |
978-4-260-01549-3
(4-260-01549-4) |
税込価格 | 2,200円 |
頁数・縦 | 233P 21cm |
書店レビュー
総合おすすめ度:
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介護に関わるすべての人へ 介護に関心のないすべての人へ
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- くまざわ書店八王子店 (東京都八王子市)
「医学書院」の介護の本……、おそらく介護に関わったことのない方には、まず出会うことのない本でしょう。大型書店の、介護専門職の方向けの棚にしか並ばないと思います。だからあえて紹介したいのです。民俗学者である著者が、介護施設で働きながら聞き書きをした、多種多様なお年寄りたちの人生にまずは驚かされます。まさに『忘れられた日本人』たちの豊かな「語り」の世界です。そして、著者がさまざまなお年寄りと出会い、語りを「聞く」ことによって関係を深めていく過程は、感動的でさえあります。それにしても不思議なタイトルですね。「介護民俗学」とは?(ミシマ社『THE BOOKS』より転載)
(2013年3月13日)
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商品内容
目次 |
第1章 老人ホームは民俗学の宝庫(「テーマなき聞き書き」の喜び |
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出版社・メーカーコメント
気鋭の民俗学者は、あるとき大学をやめ、老人ホームで働きはじめた。彼女はそこで何を聞いたのか?! 聞き書きの圧倒的な可能性を活写し、高齢者ケアを革新する話題の書。