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青島の近代学校 教員ネットワークの連続と断絶

出版社名 皓星社
出版年月 2012年6月
ISBNコード 978-4-7744-0471-4
4-7744-0471-3
税込価格 7,150円
頁数・縦 310P 22cm

商品内容

要旨

大陸全体が学校教育の近代化へ動き出した1920年代。ドイツ、日本、北京政府…3つの統治権力それぞれが、青島に教育の近代化を持ち込んだ。本書は、東アジアの植民地教育が近代化する過程を解明し、ドイツ・日本対北京政府というナショナルヒストリーに修正を迫る。

目次

第1部 現地人教育を中心とする青島の近代学校(ドイツ統治下膠州湾租借地における現地人学校
日本統治時代軍政期膠州湾租借地における現地人学校
日本統治時代民政期における現地人学校
北京政府期膠澳商埠における現地人学校)
第2部 「在外指定学校」としての日本人学校を中心に(日本統治下膠州湾租借地における日本人学校の整備
青島守備軍から青島居留民団へ
1930年代の青島居留民団と教員人事の関係
私立青島学院商業学校に通った生徒―学籍簿分析を中心に―)

著者紹介

山本 一生 (ヤマモト イッセイ)  
1980年オーストラリア生まれ。2003年早稲田大学第一文学部卒業。2011年東京大学大学院教育学研究科博士課程修了、博士(教育学)。日本学術振興会特別研究員(DC)を経て、現在同PD(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)