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パニック障害と過呼吸

幻冬舎新書 い−18−1

出版社名 幻冬舎
出版年月 2012年7月
ISBNコード 978-4-344-98266-6
4-344-98266-5
税込価格 858円
頁数・縦 182P 18cm

商品内容

要旨

突然息が苦しくなる「過呼吸」は、「パニック発作」と呼ばれる症状の1つ。一度や二度なら心配ないが、発作が続く、発作が不安で電車に乗れないなど、日常生活に支障が生じたら、それは「パニック障害」かもしれない。50人に1人の割合で誰でもかかる可能性がある「パニック障害」。発作や、発作への恐怖は辛いので、つい薬に頼る人が多いが、実はパニック障害は、薬なしのほうが早く確実に治る。発作への対処法、不安のコントロール法を専門医がアドバイス。

目次

第1章 「パニック障害」と「過呼吸」(「パニック発作」とはどんなものか?
「パニック状態」とはどこが違うか? ほか)
第2章 すぐ治る人、なかなか治らない人(前向きに病気を克服したKさん
なかなか治らないBさん)
第3章 薬を使わず「パニック障害」を治す(子ども会の行事で発症したYさん
命には別状ないことを知る―第1回受診 ほか)
第4章 自分を見つめなおすチャンスとして(治療の途中で挫折してしまう理由
停滞しても後戻りすることは決してない ほか)

出版社・メーカーコメント

症状と不安のコントロール法を、専門医が親身にアドバイス  突然息が苦しくなる「過呼吸」は、「パニック発作」と呼ばれる症状の1つ。一度や二度なら心配ないが、発作が続く、発作が不安で電車に乗れないなど、日常生活に支障が生じたら、それは「パニック障害」かもしれない。50人に1人の割合で誰でもかかる可能性がある「パニック障害」。発作や、発作への恐怖感のあまり、つい薬に頼る人が多いが、実はパニック障害は、薬なしのほうが早く確実に治る。発作への対処法、不安のコントロール法を専門医がアドバイス。 ■過呼吸で死ぬことは絶対にない ■過呼吸のときに深呼吸するのは逆効果 ■自分の1分間の呼吸数を数えてみる ■抗不安薬は1週間飲んだだけで依存症状ができあがる

著者紹介

磯部 潮 (イソベ ウシオ)  
1960年、三重県生まれ。名古屋市立大学医学部卒業。医学博士。臨床心理士。いそべクリニック院長(愛知県海部郡蟹江町)、大井町こころのクリニック理事長(東京都品川区)。「可能な限り少ない投薬」と「カウンセリングを中心とした精神療法・心理療法」を診療方針として、日々、臨床に携わる。東京福祉大学教授、愛知県教員組合メンタルヘルス顧問医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)