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公共社会学 2

少子高齢社会の公共性

出版社名 東京大学出版会
出版年月 2012年8月
ISBNコード 978-4-13-050178-1
4-13-050178-X
税込価格 3,740円
頁数・縦 285P 22cm
シリーズ名 公共社会学

商品内容

要旨

「新しい公共」をもとめて。少子高齢化と人口減少のなか、ケア、家族、働き方、ジェンダーのありかたを問いなおし、公正な福祉社会の未来を探究する。東京大学社会学研究室から発信する新しい社会学の構想。

目次

1 福祉社会の公共性(グローバル化と個人化―福祉国家と公共性
「生存権」の論理における共同性―戦後日本における「権利」の言説
コーポレート・ガバナンスにおける分配公正
福祉国家とポスト福祉国家のはざまで―中国の福祉改革のゆくえ
後発福祉レジームにおける社会政策―韓国と台湾を比較して)
2 高齢社会の公共性(ケアの社会化と新しい公共性
ケアワークのジェンダー平等と公共性
介護と相続をめぐる公共性
福祉におけるローカルガバナンス
福祉NPOと市民参加―NPOは市民参加を促進するか?)
3 少子社会の公共性(若者の格差―意識とライフコースからの考察
人口減少社会の地域づくり
ワーク・ライフ・バランスと働き方
仕事と家庭における公正―生活時間から見た国際比較)

著者紹介

盛山 和夫 (セイヤマ カズオ)  
東京大学名誉教授/関西学院大学社会学部教授
上野 千鶴子 (ウエノ チズコ)  
東京大学名誉教授/立命館大学大学院先端総合学術研究科特別招聘教授
武川 正吾 (タケガワ ショウゴ)  
東京大学大学院人文社会系研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)