ワーキングメモリ 思考と行為の心理学的基盤
出版社名 | 誠信書房 |
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出版年月 | 2012年9月 |
ISBNコード |
978-4-414-30628-6
(4-414-30628-0) |
税込価格 | 6,820円 |
頁数・縦 | 16,459P 22cm |
商品内容
要旨 |
ワーキングメモリは、今では、教育、医学、臨床活動、神経科学、工学、その他の多くの分野で参照されるようになっている。本書は、このワーキングメモリの概念を明確に定式化し、その最も有名なモデルを提唱したアラン・バドリー自身が新たな研究成果と理論的進展を盛り込んでまとめた最新の概説書である。基礎的な発見は現代的な観点から整理し直され、進化的・適応的意義まで射程に捉えて展望を開いている。話題は社会的行動や情動、意識の問題に広がり、ワーキングメモリ概念の理論的・実用的価値を新たにしてくれる。 |
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目次 |
イントロダクションと概観 |
出版社 商品紹介 |
本研究の第一人者でかつ最も有名な概念モデルを提示した著者自身がモデルの紹介および現時点での最新の研究成果までを述べた概説書。 |
おすすめコメント
短期記憶は、その時々の感覚情報を処理しリハーサルして長期記憶へと送り込むと共に、長期記憶から必要な情報を呼び戻し取り出す作業もしているという意味で作動している記憶と言われる。本書は、そのワーキングメモリ(作動記憶)研究の第一人者で、かつ最も有名な概念モデル(複数成分モデル)を提示したバドリー自身が、モデルの紹介およびワーキングメモリ研究の現時点での最新の研究成果を述べた書である。