• 本

暴力と聖なるもの 新装版

叢書・ウニベルシタス 115

出版社名 法政大学出版局
出版年月 2012年11月
ISBNコード 978-4-588-09962-5
4-588-09962-0
税込価格 6,600円
頁数・縦 605,5P 20cm
シリーズ名 暴力と聖なるもの

商品内容

目次

第1章 供犠
第2章 供犠の危機
第3章 オイディプースと贖罪のいけにえ
第4章 神話と儀礼の発生
第5章 ディオニューソス
第6章 模倣の欲望から畸型の分身へ
第7章 フロイトとエディプス・コンプレックス
第8章 『トーテムとタブー』と近親相姦の禁止
第9章 レヴィ=ストロースと構造主義と婚姻の規則
第10章 神々、死者、聖なるもの、供犠における身代り
第11章 あらゆる儀礼の単一性

出版社
商品紹介

ギリシア悲劇、神話、宗教、儀礼等における供犠の意味と役割、その真相を解明し、われわれの文明の根底にひそむ〈暴力〉を抉り出す。

著者紹介

ジラール,ルネ (ジラール,ルネ)   Girard,Ren´e
1923年南フランスのアヴィニョンに生まれる。パリの古文書学院、アメリカのインディアナ大学で学業を修め、同大学をはじめジョンズ・ホプキンズ大学、ニューヨーク州立大学などを経て1981年からスタンフォード大学のフランス語学・文学・文明の教授。独自の模倣理論・三角形的欲望の理論・暴力理論をもとに、文学・社会学などの分野で注目すべき評論を行なっている
古田 幸男 (フルタ ユキオ)  
1930年生まれ。東京都立大学大学院仏文学科修士課程修了。法政大学名誉教授。2010年秋、瑞宝中綬章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)