• 本

昆虫と害虫 害虫防除の歴史と社会

出版社名 築地書館
出版年月 2013年5月
ISBNコード 978-4-8067-1456-9
4-8067-1456-9
税込価格 2,860円
頁数・縦 278P 19cm

商品内容

要旨

防除される「害虫」は、もともとはただの昆虫であり、自然の片隅で細々と暮らしていた。それが人間が農耕を始めたことによって「害虫」となったのだ。長年、最前線で農薬を使わない害虫防除の研究をしてきた著者が、人間社会と昆虫(害虫)とのかかわりから、これからの日本の農業のあり方を展望する。

目次

第1章 アワヨトウ大発生の謎
第2章 農薬のヘリコプター散布を減らすために
第3章 沖縄のミバエ類の根絶防除
第4章 世界のミバエ類防除
第5章 森は病んでいる
第6章 再び田んぼへ
第7章 昆虫を害虫にしない社会を

著者紹介

小山 重郎 (コヤマ ジュウロウ)  
1933年生まれ。東北大学大学院理学研究科博士課程修了。理学博士。秋田県農業試験場、沖縄県農業試験場、農林水産省九州農業試験場、同省四国農業試験場、同省蚕糸・昆虫農業技術研究所を歴任し退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)