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先祖の話

角川ソフィア文庫 SP J−102−11

出版社名 角川学芸出版
出版年月 2013年6月
ISBNコード 978-4-04-408315-1
4-04-408315-0
税込価格 814円
頁数・縦 246P 15cm

商品内容

要旨

人は死しても霊は遠くへ行かず、故郷の山々から子孫を見守り、正月や盆には「家」に帰ってくる―。古くから日本人に通底している死後の観念や先祖への信仰と、「家」のあり方を明らかにする。東京大空襲で多くの死に向き合うなか記された、柳田の祖先観の到達点。

目次

二通りの解釈
小さな一つの実例
家の初代
御先祖になる
相続制と二種の分家
隠居と部屋
今と昔との違い
先祖の心づかい
武家繁栄の実情
遠国分家〔ほか〕

著者紹介

柳田 国男 (ヤナギタ クニオ)  
1875年、兵庫生まれ。1900年、東京帝国大学法科大学卒。農商務省に入り、法制局参事官、貴族院書記官長などを歴任。35年、民間伝承の会(のち日本民俗学会)を創始し、雑誌「民間伝承」を刊行、日本民俗学の独自の立場を確立。51年、文化勲章受章。62年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)