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共生社会とナショナルヒストリー 歴史教科書の視点から

出版社名 勁草書房
出版年月 2013年7月
ISBNコード 978-4-326-65382-9
4-326-65382-5
税込価格 2,970円
頁数・縦 198,12P 20cm

商品内容

要旨

新課程の教科書がみちびく歴史認識とは。「共に生きる力」を要請する社会と、呼応して変わりゆく歴史教科書。今、その可能性を問う。

目次

第1章 二〇〇八‐〇九年の学習指導要領改訂がもたらしたもの(二〇一〇年代の教科書の刷新
「沖縄戦」の描かれ方 ほか)
第2章 歴史教科書問題の論点の推移(「台湾出兵と琉球領有」の記述の変遷
一九五〇年代の歴史教科書問題 ほか)
第3章 リスクとしての歴史教科書問題(「沖縄戦」記述の発端
二〇〇七年の社会的議論の帰結 ほか)
第4章 共生社会におけるナショナルヒストリーの位置(学校教育への「共に生きる力」の登場
教育資源としての共生概念 ほか)
第5章 歴史の社会的な成り立ちを理解するための資源(歴史叙述の枠組みの対象化
沖縄史に関する教育的知識の展開)

出版社
商品紹介

新課程の教科書がみちびく歴史認識とは。「共に生きる力」を要請する社会と、呼応して変わりゆく歴史教科書。今、その可能性を問う。

著者紹介

岡本 智周 (オカモト トモチカ)  
1971年生まれ。2001年早稲田大学大学院文学研究科社会学専攻博士後期課程修了、博士(文学)。現在、筑波大学人間系(大学院人間総合科学研究科)准教授。著書に『国民史の変貌―日米歴史教科書とグローバル時代のナショナリズム』(日本評論社、2001年、第1回日本教育社会学会奨励賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)