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会社を変える分析の力

講談社現代新書 2218

出版社名 講談社
出版年月 2013年7月
ISBNコード 978-4-06-288218-7
4-06-288218-3
税込価格 1,056円
頁数・縦 235P 18cm

内容詳細

要旨(情報工場提供)

社会や経済が複雑化し、変化が加速している現代において、企業は直感ではなく、確かなデータに基づく意思決定をすることが求められてきている。また、ITの進化により「ビッグデータ」と呼ばれる大量で即時性の高いデータを扱うことも可能になり、企業の競争優位を高めるための「データ分析」の重要性はいっそう高まっているといえる。しかし、精度の高いデータベースや分析手法が確立し、データ分析を専門とする優秀な人材を有しているにもかかわらず、データを十分に活用しきれていない企業や個人も多い。本書では、企業の業績向上や効率化に結びつくデータ分析の考え方や方法論を具体的に詳述。「数値を集計して知見を得る」だけでなく、それを実際の意思決定に結びつけるところまで一貫して行うことこそが本来のデータ分析である、と強く主張している。著者は大阪ガス株式会社情報通信部ビジネスアナリシスセンター所長を務める、日本屈指のデータ分析のエキスパートである。

(要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2013年8月23日])

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商品内容

要旨

分析力を武器にする個人・組織はここが違う。第一人者が「データ分析の誤解」を解く。

目次

第1章 データ分析に関する勘違い(データ分析の主役
分析の価値
モデルは所詮プラモデル
ビッグデータとは何か?)
第2章 データ分析でビジネスを変える力(「分析力」だけではビジネスを変えられない
見つける力(問題発見力)
解く力(いわゆる分析力)
使わせる力(実行力))
第3章 分析力を向上させるための流儀(四つの問いを自問自答してみる
正しい心構えを持つ
役立つことに貪欲になる
良い習慣をつける―分析者九ヵ条)
第4章 分析プロフェッショナルへの道(分析プロフェッショナルとは?
分析プロフェッショナルへの道
分析プロへっしょなるという職業の魅力)

著者紹介

河本 薫 (カワモト カオル)  
大阪ガス株式会社情報通信部ビジネスアナリシスセンター所長。1966年、神戸生まれ。京都大学工学部数理工学科卒業。同大学大学院工学研究科応用システム科学専攻修了。1991年、大阪ガス入社。98年から二年間、米国ローレンスバークレー国立研究所にてエネルギー消費データ分析に従事。2005年、大阪大学にて博士号(工学)を取得。現在、ビジネスアナリシスセンター所長として、九名の分析者を率いる。株式会社オージス総研のデータ分析ビジネスも支援している。神戸大学経済学部においてデータ分析教育の経験もある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)