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ローマ ある都市の肖像312〜1308年

出版社名 中央公論美術出版
出版年月 2013年7月
ISBNコード 978-4-8055-0713-1
4-8055-0713-6
税込価格 38,500円
頁数・縦 453,110P 26cm

商品内容

目次

第1部 イメージと実体(都市ローマとコンスタンティヌス
ローマのキリスト教化とキリスト教のローマ化
大教皇グレゴリウスの時代
東と西のはざまのローマ ほか)
第2部 中世の“フォルマ・ウルビス・ロマエ”(原典資料
考古学的資料
“ボルゴ”
“アビタート” ほか)

出版社・メーカーコメント

リチャード・クラウトハイマー(1897-1994)は、碩学パウル・フランクルの弟子であり、ローマ研究の大家である。312年から1308年まで前人未到の中世ローマの建築・壁画・モザイク・彫刻について考察し、古記録を渉猟、考古学的成果を援用して、大理石版に刻印された古代都市ローマの資料にならい、該博な知識と繊細な感性とがあいまった、深い洞察のもとに中世都市ローマの肖像をこの上なく生き生きと見事に描ききった。世界の美術史学に巨大な波紋を残し、現在も美術史のみならず社会史の世界をもゆるがす偉大な成果である。

著者紹介

クラウトハイマー,リチャード (クラウトハイマー,リチャード)   Krautheimer,Richard
1897年フランケン地方フュルトのドイツ系ユダヤ人家庭に生まれる。1925年中世ドイツ托鉢修道院教会建築の研究でハレ大学にて学位修得。1933年ナチスからのがれてローマに、つづいて1935年アメリカ合衆国に移住。ルイヴィル大学、ヴァッサー大学、ニューヨーク大学にて美術史および建築史を教える。1970年公務を退き、ローマのビブリオテカ・ヘルツィアーナの一隅に住む。1994年ローマにて没
中山 典夫 (ナカヤマ ノリオ)  
1940年生まれ。1971年東京教育大学大学院修士課程修了。1977年ドイツ、フライブルク大学学位修得。専攻はギリシア・ローマ美術史、筑波大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)