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終わらない河口堰問題 長良川に沈む生命と血税

出版社名 築地書館
出版年月 2013年8月
ISBNコード 978-4-8067-1464-4
4-8067-1464-X
税込価格 1,980円
頁数・縦 206P 19cm

商品内容

要旨

長良川の生物相調査に長年関わってきた著者が、河口から40キロにも及んだ感潮域の生物相調査や地域住民による環境モニタリングの意義など、運用から20年近くたつ長良川河口堰の生物相への影響を検証する。

目次

第1章 河口堰建設前夜(長良川下流域生物相調査団結成
無数のベンケイガニ
ベンケイガニの棲息密度調査 ほか)
第2章 河口堰竣工後(試験堪水と「長良川モニタリング委員会」の設置
写真の無断使用問題
「円卓会議」の開催 ほか)
第3章 河口堰稼働後の長良川(「長良川研究フォーラム」の開催
フォーラム四回で打ち止め
河口堰稼働後の調査団 ほか)

著者紹介

伊東 祐朔 (イトウ ユウサク)  
1939年大阪生まれ。岐阜大学生物学科卒業後、岐阜東高等学校赴任。2000年退職。「長良川下流域生物相調査団」発足から解散までの20年間事務局長として、長良川の変貌を見守り続けた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)