荘子 雑篇
ちくま学芸文庫 ソ4−3
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2013年9月 |
ISBNコード |
978-4-480-09542-8
(4-480-09542-X) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 619P 15cm |
シリーズ名 | 荘子 |
商品内容
要旨 |
宋の詩人・蘇東坡が指摘するように、「雑篇」は成立年代が遅く、『荘子』が持つ強烈な思想性もやや薄められている。しかし、そのために文章の自由度は高く、全篇が人を食った痛快な物語が彩られている。例えば偉大な思想家・孔子さまも、その素行を改めさせようと説得を試みた盗人に、「二度とほざくんじゃねえぞ。てめえのいってる道なんざあ、からっけつの中身なしで、でまかせのうそっぱちよ」とやりこまれ、逃げ出すしまつ。漁父篇や盗跖篇、説剣篇、譲王篇など、文学作品として古くから親しまれてきた物語を、正確ながらも娯楽性を重視した、ゆかいな福永・興膳訳で読む。 |
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目次 |
庚桑楚篇第二十三 |