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万葉集をどう読むか 歌の「発見」と漢字世界

Liberal Arts

出版社名 東京大学出版会
出版年月 2013年9月
ISBNコード 978-4-13-083062-1
4-13-083062-7
税込価格 3,300円
頁数・縦 277P 21cm

商品内容

要旨

歌と文字の可能性を考える出発点。テキストとしての『古事記』『日本書紀』から、「古代」の成立を明らかにした著者による書き下ろし入門講義。

目次

1 漢字世界のなかの歌(漢字世界のなかの歌と「歌集」)
2 万葉集の「歴史」世界(「歴史」としての『万葉集』―巻一、二がつくるもの
「歴史」の磁場―巻三、四、六をめぐって
私情をふくむ「歴史」世界
歌の環境―巻五について)
3 歌の世界のひろがり(歌の世界のひろがりと成熟
東歌と防人歌―列島をおおう定型短歌
歌の可能性の追求
編集された家持―歌の世界を体現する「歌日記」
おわりに―固有の言語世界という擬制を離れて)

著者紹介

神野志 隆光 (コウノシ タカミツ)  
1946年和歌山県生まれ。1974年東京大学大学院博士課程中退。東京大学大学院総合文化研究科教授をへて現在、明治大学大学院特任教授。東京大学博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)