山代巴獄中手記書簡集
増補
出版社名 | 而立書房 |
---|---|
出版年月 | 2013年12月 |
ISBNコード |
978-4-88059-378-4
(4-88059-378-8) |
税込価格 | 3,960円 |
頁数・縦 | 677P 20cm |
商品内容
要旨 |
1940年5月、山代巴・吉宗夫妻は治安維持法違反で検挙され、吉宗は広島刑務所に収監され45年1月に獄死し、巴は三次刑務所に、そして和歌山刑務所に収監され45年8月に病気で仮釈放される。本書では、主にその間に取り交わされた吉宗、巴、巴の父母・姉妹・弟たちとの書簡191通と三次刑務所の二人の女看守によって筆写されたために残された巴の獄中手記などを収録した。そこには、戦争一色の世間と真摯に対峙する人たちの姿勢と相互の交情が清冽に浮上する。時代の岐路に直面する現在の私たちに多くの示唆を与えてくれるだろう。 |
---|---|
目次 |
1 手記(現在の民族意識と国家観念の由来 |