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モーツァルト ある天才の社会学 新装版

叢書・ウニベルシタス 353

出版社名 法政大学出版局
出版年月 2014年2月
ISBNコード 978-4-588-09981-6
4-588-09981-7
税込価格 2,420円
頁数・縦 193P 20cm
シリーズ名 モーツァルト

商品内容

目次

モーツァルトについての社会学的考察(断念と放棄
宮廷社会における市民芸術家
“自由芸術家”へのモーツァルトの歩み
職人の芸術と芸術家の芸術
人間のうちなる芸術家
天才となる道
モーツァルトの青春時代―二つの社会のはざまに)
モーツァルトの反逆―ザルツブルクからウィーンへ(解放の実現―モーツァルトの結婚)
構想―ドラマとしてのモーツァルトの生涯(覚え書き)
メモ二篇

出版社
商品紹介

自由を求めて闘った不幸な「天才」の葛藤を、人々の証言を通じて浮き彫りにし、人間の深さと社会の広がりのダイナミズムを描き出す。

出版社・メーカーコメント

自由を求めて闘いに生きたひとりの芸術家を光源に据えて、18世紀ヨーロッパ社会に繰り広げられたドラマを再現し、人間の深さと社会のダイナミズムを描き出す。文明化の過程をめぐるエリアス社会学の精華。

著者紹介

エリアス,ノルベルト (エリアス,ノルベルト)   Elias,Norbert
1897年ブレスラウ生まれのユダヤ系ドイツ人社会学者。地元のギムナジウムを経てブレスラウ大学に入学。そこで医学や哲学を学ぶ。第一次世界大戦では通信兵として従軍する。その後、ハイデルベルク大学でリッケルト、ヤスパースなどに哲学を学び、アルフレート・ヴェーバー、カール・マンハイムの下で社会学の研究に従事する。フランクフルト大学に移り、マンハイムの助手として働く。ナチスに追われフランスやイギリスに亡命。1954年57歳でレスター大学社会学の専任教員に任命される
青木 隆嘉 (アオキ タカヨシ)  
1932年福岡県に生まれる。京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学(哲学専攻)。大阪女子大学名誉教授。訳書:アーレント『思索日記』1・2(レッシング・ドイツ連邦共和国翻訳賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)