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中国絵画入門

岩波新書 新赤版 1490

出版社名 岩波書店
出版年月 2014年6月
ISBNコード 978-4-00-431490-5
4-00-431490-9
税込価格 924円
頁数・縦 203,13P 図版16P 18cm

商品内容

要旨

絵画の基本的な要素は、「形」だが、中国絵画の場合、さらに「気」という要素が加わる。気とは何か?そもそも形とは何か?気と形の関係は?その実例を示しながら、中国絵画独特の気と形について丁寧に説明する。そして、原始から清代まで、代表的な作品一三〇点を紹介し、その魅力を探る。カラー口絵一六頁。

目次

第1章 気の表現の概観
第2章 気と形
第3章 効用第一の時代、あるいは「地下」の時代―漢代まで
第4章 気の時代―六朝時代
第5章 花ひらく多彩な絵画世界―唐代
第6章 山水画の時代―五代から宋代へ
第7章 天才・牧谿の世界―南宋
第8章 元末四大家の登場―元という転換期
第9章 爛熟期の絵画群―明代
第10章 伝統絵画の終焉―清代

著者紹介

宇佐美 文理 (ウサミ ブンリ)  
1959年愛知県生まれ。1989年京都大学大学院博士後期課程研究指導認定。信州大学、京都大学人文科学研究所を経て、京都大学文学研究科教授。専攻、中国哲学史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)