ベンヤミン・コレクション 7
〈私〉記から超〈私〉記へ
ちくま学芸文庫 ヘ3−11
- ヴァルター・ベンヤミン/著 浅井健二郎/編訳
- 土合文夫/訳 久保哲司/訳 内村博信/訳 岡本和子/訳
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2014年7月 |
ISBNコード |
978-4-480-09598-5
(4-480-09598-5) |
税込価格 | 1,870円 |
頁数・縦 | 654P 15cm |
シリーズ名 | ベンヤミン・コレクション |
商品内容
要旨 |
青年運動での高揚と挫折、第一次世界大戦とその後の大インフレーションによる困窮、ナチスの台頭と亡命、そして第二次世界大戦という死への坂道―混迷と変転のなかで、ひとりの思考者の“私”が、もがきながら、超“私”的問題連関をリトマス試験紙として、位置測定と方向確認を繰り返し試み続ける、その足跡。数々の“私”記、対話篇、“教育”問題への言及、時代/政治/文学/科学/歴史をめぐる考察群。それらを、「“私”と超“私”の相克と相互浸透」という視点から読み解くときに浮かびあがってくる、批評家ベンヤミンの新たな相貌!新編・新訳アンソロジーの第7弾となる最終巻。 |
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目次 |
“私”の位置 |