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子育ての問題をPBSで解決しよう! ポジティブな行動支援で親も子どももハッピーライフ

出版社名 金剛出版
出版年月 2014年8月
ISBNコード 978-4-7724-1354-1
4-7724-1354-5
税込価格 3,080円
頁数・縦 223P 26cm

商品内容

要旨

ポジティブな行動支援(PBS)とは、子どもの行動がなぜ起きているのかという原理を理解し、それを踏まえて望ましい行動を促したり、望ましくない行動を予防したり起こりにくくする方法を見つけるための、問題解決のプロセスである。このPBSの効果については、すでに多くのエビデンスにより、実際に現場で役立つことが実証されている。本書を上手に使って日常生活にPBSを取り入れ、子どもの望ましい行動にさらに着目することで、よりハッピーな親子関係を築けるように、というのが著者らの願いである。

目次

第1部 ポジティブな行動支援(PBS)の紹介とその全体像―PBSの基礎知識(問題行動の理解とその対応
ポジティブな行動支援(PBS)について)
第2部 ポジティブな行動支援(PBS)のプロセス―問題解決プロセスの全体像(ゴールの設定
情報の収集と分析
計画の作成
計画の実行)
第3部 ポジティブな行動支援(PBS)の実際―事例を通して実際のプロセスを体験する(アヤの事例
ユキの事例
ケイタの事例)
第4部 ポジティブな行動支援(PBS)による生活の拡大―そのプロセスを家族に役立たせる(ポジティブな行動支援(PBS)を家族生活に取り入れる
誰に対してもポジティブな行動支援(PBS)が機能するために)

著者紹介

ハイネマン,ミミ (ハイネマン,ミミ)   Hieneman,Meme
博士Ph.D.。ポジティブな家族介入プロジェクト(Positive Family Intervention Project)のリーダーであり、南フロリダ大学セントピーターズバーグ校教養学部の心理学で特任助教授を勤めている。グループホームの管理者、ある学区の行動スペシャリスト(behavior specialist)、自閉症やその関連の障害がある子どもの家族や専門家を援助するプログラムのスタッフ、ポジティブな行動支援(以下、PBS)の実行について学校を援助する州規模のプロジェクトのディレクター、PBSリハビリテーション研究・トレーニングセンターの共同指導のコーディネーターとして働く
チャイルズ,カレン (チャイルズ,カレン)   Childs,Karen
文学修士。南フロリダ大学の子ども・家族研究学科において、フロリダのPBSプロジェクトにおけるテクニカルアシスタント・スペシャリスト。子どもの学校、教会、スポーツ、社会的活動をマネジメントしているだけでなく、スクールワイドPBSのシステム開発、実行、評価を指導することや、問題行動がある子どもを支援する教師や家族を援助することを専門としている。専門家としての経験には、重篤な情緒的混乱があるとされた児童生徒の指導、問題行動がある子どもに対するPBSの研究の実施、教育における家族の関与について州のセンターの調整、家族の関与や幼稚園への移行において親や教育者を指導することなどがある
セルゲイ,ジェーン (セルゲイ,ジェーン)   Sergay,Jane
教育学修士。ヒルズボロの学区で成人・地域教育、家族に対する包括的な読み書き支援の部門における親教育のスペシャリストでありリソースルームの教師でもある。子どもたちやその家族の幸福が拡大することを、自分の仕事の中心としてきた。ハーバード大学大学院(教育)では、効果的な子育ての質についての研究を行っており、また、特別なニーズのある子どもに対して基本的なスキルを教える時に、親を指導していた。レズリー大学では児童発達の授業を持ち、南フロリダ大学では親が学校に関わることを強調したプログラムを指導していた
三田地 真実 (ミタチ マミ)  
教育学博士(Ph.D.)、言語聴覚士。2002年、米国オレゴン大学教育学部博士課程修了。2011年より、星槎大学共生科学部、2013年より同大学大学院教育学研究科教授
神山 努 (カミヤマ ツトム)  
教育学修士、臨床発達心理士。1983年、栃木県生まれ。2008年、筑波大学大学院教育研究科修士課程修了。2012年より、独立行政法人国立特別支援教育総合研究所企画部調査・国際担当研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)