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魔女のスープ

新潮文庫 あ−50−7 残るは食欲

出版社名 新潮社
出版年月 2014年11月
ISBNコード 978-4-10-118457-9
4-10-118457-7
税込価格 506円
頁数・縦 210P 16cm

商品内容

要旨

ある晩閃いた。スープでも、作ろう。あらゆる残り物を鍋に投入し、出来上がったのは赤茶色の怪しい液体。映画「バベットの晩餐会」に出てくる魔女のスープのよう。恐る恐る食してみれば、うん、おいしい。一緒に食べてくれる人がいれば愛が芽生えるのではないかしら?楽屋にあった鮭弁当、干涸びた納豆、新鮮なお刺身―愛はさておき、食べ過ぎた。今日も幸せ、極上の食エッセイ。

目次

蘇るホットドッグ
不思議パック
オイル牡蛎
やり直し糠
パリパリつるりん
再会鮭弁
ツマの言い分
紅茶を尋ねて
肉屋の店先
昼の鰻〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

残り物で作った怪しいスープ。初めて食べたスパム。読めば幸せ「おいしい」の連続!  ある晩閃いた。スープでも、作ろう。あらゆる残り物を鍋に投入し、出来上がったのは赤茶色の怪しい液体。映画「バベットの晩餐会」に出てくる魔女のスープのよう。恐る恐る食してみれば、うん、おいしい。一緒に食べてくれる人がいれば愛が芽生えるのではないかしら? 楽屋にあった鮭弁当、干涸びた納豆、新鮮なお刺身──愛はさておき、食べ過ぎた。今日も幸せ、極上の食エッセイ。

著者紹介

阿川 佐和子 (アガワ サワコ)  
1953(昭和28)年東京生れ。慶應義塾大学卒。報道番組のキャスターを務めた後に渡米。帰国後、エッセイスト、小説家として活躍。『ああ言えばこう食う』(檀ふみとの共著)で講談社エッセイ賞、『ウメ子』で坪田譲治文学賞、『婚約のあとで』で島清恋愛文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)