精神医療・診断の手引き DSM−3はなぜ作られ、DSM−5はなぜ批判されたか
出版社名 | 金剛出版 |
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出版年月 | 2014年9月 |
ISBNコード |
978-4-7724-1386-2
(4-7724-1386-3) |
税込価格 | 2,640円 |
頁数・縦 | 201P 19cm |
商品内容
要旨 |
精神科診断は、DSMというマニュアルに頼るのではなく「症状をじっくりと観察する」ことが第一である。当たり前のことだが、それが忘れ去られようとしている。「病名を付ければよい、そして、それに基づいて薬を処方すればよい」という風潮が強まったのは、DSM=3が導入されてからだ。と批判的に言う人がいるが、著者はそうではない、と考える。そこには現代精神医学が抱える問題がある。DSM‐3が「必要」になった背景とその後の展開、そして、DSM‐5の作成をめぐっての「批判」を紹介しながら、著者の精神医療論を語る。 |
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目次 |
十八代目中村勘三郎とDSM |