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「講」研究の可能性 2

出版社名 慶友社
出版年月 2014年10月
ISBNコード 978-4-87449-072-3
4-87449-072-7
税込価格 13,200円
頁数・縦 485P 22cm
シリーズ名 「講」研究の可能性

商品内容

要旨

人びとの孤立化・無縁化が進み、互いを繋ぐ場を見失いがちな今日、先行研究を検討しつつ、日本社会における「講」の多様な活動実態に光を当て、それらの果たしてきた役割を改めて問う論文集の続刊。

目次

1 堀一郎の講理論(堀一郎の宗教・信仰史論と「講」―「日本宗教史」論の視座から)
2 講の結集、維持、変遷の諸相(日本仏教における講の展開―浄土真宗の事例を中心に
明治初年の神宮教院・神宮教会と神風講社
講を継承するしくみと工夫―尾州鷹羽講の組織と運営
法を嗣ぐ在俗行者―近代期における尾張儀覚系を例にみる御嶽講の結集原理
大岳講に関する一考察―札の置き場の検討を中心に
講の社会的位置づけの変遷、および講研究の射程に関する一考察)
3 講的集団、あるいは講周辺の諸相(近世における高野山参詣意識―頼慶筆『高野山縁起』を参考に
近代神社の講的組織―気多講社を事例として
稲荷信仰の講と祭り
集落の再編―ショウキサマ祭祀の継承
奥山半僧坊信仰の変遷―講と漁業史の視点から)

著者紹介

長谷部 八朗 (ハセベ ハチロウ)  
1950年生れ。駒澤大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)