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必要の理論

出版社名 勁草書房
出版年月 2014年10月
ISBNコード 978-4-326-60270-4
4-326-60270-8
税込価格 3,520円
頁数・縦 222P 22cm

商品内容

要旨

経済学における「必要」の不在批判と必要概念の哲学的深化。「必要」は福祉国家を正当化する鍵概念か、抑圧装置か。今日まで続く議論の契機をつくったカノン、待望の邦訳。

目次

第1部 相対主義と人間の必要という問題(誰が人間の必要を必要としているのか?
人間の必要の不可避性
「必要」の文法)
第2部 人間の必要の理論(身体的健康と自律:諸個人の基本的必要
基本的必要充足の社会的前提条件
人間解放と必要充足への権利
理論における必要充足最適化)

出版社
商品紹介

人の「必要」とはなにか。福祉政策はその観点から位置づけなおされるべきである。ミュルダール賞・ドイッチャー賞受賞、待望の邦訳。

著者紹介

ドイヨル,L. (ドイヨル,L.)   Doyal,Len
1944年生。ロンドン大学クィーンメアリー校名誉教授。医療倫理学
ゴフ,I. (ゴフ,I.)   Gough,Ian
1942年生。バース大学名誉教授、およびロンドン・スクール・オブ・エコノミクス客員教授。社会政策・経済学
馬嶋 裕 (マジマ ヒロシ)  
1968年生。大阪産業大学・甲南大学非常勤講師。倫理学
山森 亮 (ヤマモリ トオル)  
1970年生。同志社大学経済学部教授。社会政策・経済学
遠藤 環 (エンドウ タマキ)  
1975年生。埼玉大学経済学部准教授。開発経済学、地域研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)