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愛国とは何か ヴェトナム戦争回顧録を読む

学術選書 067

出版社名 京都大学学術出版会
出版年月 2014年12月
ISBNコード 978-4-87698-867-9
4-87698-867-6
税込価格 3,080円
頁数・縦 473P 19cm

商品内容

要旨

強大な軍事力で新植民地主義戦争を推し進めたアメリカに、ヴェトナム民衆はなぜ勝利出来たのか。侵略者からは「赤いナポレオン」と怖れられながら、民衆からは深く敬愛され、2013年に102歳で亡くなった「救国の英雄」の回顧録。そこに描かれる勇敢で強かなヴェトナムの姿から、グローバリズムの時代にわれわれがどう振る舞うべきか、を学ぶ。

目次

第1章 空のディエンビエンフー戦
第2章 歴史的会議
第3章 戦略基本案と勝機案
第4章 戦略的決断
第5章 痛点への打撃
第6章 攻勢を総攻勢へ
第7章 サイゴン包囲作戦開始
第8章 チュオンサ島嶼の解放
第9章 ホーチミン作戦
第10章 回想

出版社
商品紹介

ヴェトナム戦争で、アメリカがヴェトナムに破れた理由は、民衆の祖国愛にあった。本書によってあらためて「愛国主義」とは何かを考える。

著者紹介

古川 久雄 (フルカワ ヒサオ)  
1940年神戸生まれ。1963年京都大学農学部農芸化学科卒業。1968年京都大学大学院農学研究科中退、京都大学農学部助手、1978年京都大学東南アジア研究センター助教授、1988年同教授、1998年京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究科教授。2003年退職。京都大学農学博士、同名誉教授。現在、NPO法人平和環境もやいネット理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)