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村上春樹は電気猫の夢を見るか? ムラカミ猫アンソロジー

フィギュール彩 27

出版社名 彩流社
出版年月 2015年1月
ISBNコード 978-4-7791-7027-0
4-7791-7027-3
税込価格 1,980円
頁数・縦 183P 19cm

商品内容

要旨

猫濃度高めな一冊!中国語訳にもなっている『村上春樹とネコの話』(彩流社)の著者が、ディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』に沿って、村上ワールドのなかのSF的要素を狩猟。さらには、「ムラカミ=猫」のイメージを決定づけるアンソロジーとしても読み応えのある本書で、村上ワールドへ誘われたい!

目次

序 『村上春樹とネコの話』著者・鈴村和成先生インタビュー大綱
1 『羊をめぐる冒険』、あるいは電気猫の命名
2 『ねじまき鳥クロニクル』、あるいは“電話の電気猫”はどこに?
3 『スプートニクの恋人』、あるいは猫とすみれのフーガ
4 『海辺のカフカ』、あるいは黒猫トロの変容
コーダ ニューヨークの「うずまき猫」

著者紹介

鈴村 和成 (スズムラ カズナリ)  
1944年、名古屋市生まれ。東京大学仏文科卒。横浜市立大学教授を経て、同名誉教授。文芸評論家、紀行作家、詩人。『ランボーとアフリカの8枚の写真』(河出書房新社・藤村記念歴程賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)