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われわれと他者 フランス思想における他者像 新装版

叢書・ウニベルシタス 707

出版社名 法政大学出版局
出版年月 2015年2月
ISBNコード 978-4-588-14002-0
4-588-14002-7
税込価格 7,480円
頁数・縦 633,19P 20cm
シリーズ名 われわれと他者

商品内容

目次

第1章 普遍と相対(自民族中心主義
科学主義 ほか)
第2章 人種(人種と人種差別
ゴビノー ほか)
第3章 国民(国民とナショナリズム
トクヴィル ほか)
第4章 異国的なもの(他者の正しい使用法
シャトーブリアン ほか)
第5章 中庸(『ペルシャ人の手紙』
『法の精神』 ほか)

出版社
商品紹介

多数の移住民や亡命者を受け入れてきたフランス社会における〈他者〉をめぐる言説を検討しつつ、人間主義の思想の系譜をたどる。

出版社・メーカーコメント

モンテスキュー、モンテーニュ、ルソーからレヴィ=ストロースにいたるフランスの思想家や作家たちは、人種や民族の問題をどのように捉えてきたか──彼らとの対話を通してその思想的系譜を仔細に検討し、人種差別や外国人排斥という近代の病理の淵源を探りつつ、現代世界に生きる人間の倫理を問う。

著者紹介

トドロフ,ツヴェタン (トドロフ,ツヴェタン)   Todorov,Tzvetan
1939年、ブルガリアに生まれる。1973年、フランスに帰化。ロラン・バルトの指導のもとに『小説の記号学』(67)を著して構造主義的文学批評の先駆をなす。文学の記号学的研究をすすめるかたわら、記号学的見地から“他者”の問題に関心を深める。91年、『歴史のモラル』でルソー賞を受賞
小野 潮 (オノ ウシオ)  
1955年宮城県に生まれる。東北大学大学院博士課程単位取得修了。中央大学文学部教授。19世紀フランス文学専攻
江口 修 (エグチ オサム)  
1950年広島県に生まれる。東北大学大学院博士課程単位取得修了。現在小樽商科大学言語センター特任教授。16世紀フランス文学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)