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定本荒巻義雄メタSF全集 第6巻

神聖代

出版社名 彩流社
出版年月 2015年3月
ISBNコード 978-4-7791-2105-0
4-7791-2105-1
税込価格 3,520円
頁数・縦 469,7P 20cm
シリーズ名 定本荒巻義雄メタSF全集

商品内容

要旨

1978年に刊行された『神聖代』は、荒巻自身が「傑作」と言って憚らない超大作。主人公Kが何者かに導かれるように行き着いた「ボッス星」。一〇〇〇光年の彼方に隠された「ボッス星」の秘密とは…。著者自身の内宇宙の旅路に読者は誘われ、やがて…。アメリカでの英文翻訳も進んでいる大作の原形ともなった「種子よ」も単行本初収録!

おすすめコメント

『神聖代』は、ミネソタ大学出版局から刊行予定で、目下英訳作業が進んでいる、海外にも多くのファンをもつ著者の代表長編。「K」と呼ばれる主人公が、何者かに導かれるように行き着いた「ボッス星」で見たものとは……? 1970 年に「SFマガジン」に発表され、『神聖代』の源泉ともなり、単行本未収録の「種子よ」も特別併録! 特別付録の「月報」には、J。G。バラードの翻訳などでも知られる増田まもる(翻訳家)氏、そしてエスカーチェリSFクラブ元編集長の安田圭一氏が登場します!

著者紹介

荒巻 義雄 (アラマキ ヨシオ)  
1933年小樽市生まれ。早稲田大学で心理学、北海学園大学で土木・建築学を修める。日本SFの第一世代の主力作家の一人。戦争シミュレーション小説『紺碧の艦隊』『旭日の艦隊』シリーズはマンガ化、アニメ化もされる空前の大ベストセラーに。現在も札幌で旺盛な作家活動を続けている
巽 孝之 (タツミ タカユキ)  
SF評論家、慶應義塾大学教授。高校時代からの荒巻ファンであり、のちに荒巻作品に文学理論上の多大な影響も与える
三浦 祐嗣 (ミウラ ユウジ)  
SF研究家、元北海道新聞文化部長。イスカーチェリSFクラブ元会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)