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文明の基層 古代文明から持続的な都市社会を考える

出版社名 大学出版部協会
出版年月 2015年6月
ISBNコード 978-4-13-003152-3
4-13-003152-X
税込価格 1,320円
頁数・縦 78P 21cm

商品内容

目次

第1章 インダス文明:ネットワーク都市―中央集権的文明観を覆す(「大河文明」は本当か?―広大なインダス文明
インダス文字とインダス印章
草原の遺跡、海岸沿いの遺跡―大河から離れて ほか)
第2章 新世界最大の古代都市テオティワカン:英知の集積としての都市(閉ざされた空間の多様性
文明の萌芽
認知能力=知恵こそが、文明の基盤をなす ほか)
第3章 水都ヴェネツィア:交易都市から文化都市へ(水と共生する町、ヴェネツィア
逆・中央集権的構造都市―複雑に交差する水と陸のネットワーク
都市を解読する ほか)

出版社
商品紹介

都市の魅力と未来への可能性を、インダス文明、中米テオティワカン、中世ヴェネツィアをヒントに探る。

出版社・メーカーコメント

インダス文明 長田俊樹著. 新世界最大の古代都市テオティワカン 杉山三郎著. 水都ヴェネツィア 陣内秀信著

著者紹介

長田 俊樹 (オサダ トシキ)  
総合地球環境学研究所名誉教授/神戸市外国語大学客員教授。神戸市生まれ。北海道大学文学部卒。北大探検部員としてインドの少数民族に出会ったのをきっかけに、1984年から6年間インドのラーンチー大学に留学し、インド少数民族のムンダ人と生活を共にしながら研究を進め、博士号(Ph.D.)を取得。帰国後はムンダ人の言語や文化に関する研究を続け、2003年から2012年まで総合地球環境学研究所教授。その間、インダス文明に関する研究プロジェクト「インダス・プロジェクト」のリーダーを務めた
杉山 三郎 (スギヤマ サブロウ)  
愛知県立大学大学院特任教授/アリゾナ州立大学人類学学部教授。1952年静岡県生まれ。東京経済大学経済学部卒業。1978年から1987年までメキシコ国立人類学歴史学研究所にて考古学調査に従事。その後アメリカ合衆国マサチューセッツ州ブランダイス大学、アリゾナ州アリゾナ州立大学大学院で研究を重ね、1995年に博士号(人類学)取得。アリゾナ州立大学研究員、ハーバード大学客員教授などを歴任し、1999年より愛知県立大学助教授、教授を経て、現職に至る
陣内 秀信 (ジンナイ ヒデノブ)  
法政大学デザイン工学部教授。福岡県生まれ。東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。イタリア政府給費留学生としてヴェネツィア建築大学に留学し、ユネスコのローマ・センターで研修。パレルモ大学、トレント大学、ローマ大学にて契約教授を務めた。専門はイタリア建築史・都市史。その業績は国内外で高く評価され、地中海学会賞、イタリア共和国功労勲章(ウッフィチャーレ章)、ローマ大学名誉学士号など、多数の賞を受けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)