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ナディア・ブーランジェ 名音楽家を育てた“マドモアゼル”

出版社名 彩流社
出版年月 2015年9月
ISBNコード 978-4-7791-2136-4
4-7791-2136-1
税込価格 3,080円
頁数・縦 217,13P 22cm

商品内容

要旨

夭折した天才作曲家の妹リリへの想い、ストラヴィンスキーやラヴェル、ポール・ヴァレリーらとの交流、ディヌ・リパッティやコープランドといった若き才能の育成…クラシック界の錚々たる顔ぶれに彩られた“マドモアゼル”の生涯。

おすすめコメント

偉大な音楽教育者にして、20 世紀音楽の陰の功労者! ストラヴィンスキーや、フォーレ、サン=サーンスら 当代一流の音楽家との交流、天才作曲家である妹リリの存在、そしてコープランド、シェリング、バレンボイム、マルケヴィッチ、リパッティら、数々の演奏家、作曲家への指導…… 現代音楽へはかりしれない影響を及ぼした マドモワゼル・ブーランジェ(Nadia Boulanger, 1887− 1979.)の生涯を辿る。弟子は世界に1200 人!? その影響力はクラシック界にとどまらない。ブーランジェの指導がなかったら、タンゴで有名なアストラ・ピアソラも生まれなかったかもしれない?? 「長い時間にわたり彼の作品を聞いたブーランジェは、熱心に、「これがあなたの分野です。交響曲などやめて、タンゴにあなたのすべての力を注ぎなさい」と告げた。そして彼はやがて、タンゴの王となったのである。ピアソラは、よくナディア・ブーランジェについて 自分の第二の母親だと語っていた。」(本文より)

著者紹介

スピケ,ジェローム (スピケ,ジェローム)   Spyket,J´er^ome
フランスの声楽家、音楽学者、作家。1928年生まれ、2008年没
大西 穣 (オオニシ ジョウ)  
暁星高校を経て、国際基督教大学卒業(哲学専攻)、バークリー音楽大学作曲科卒業。アメリカ・ニューヨークのStoneなどに自己のグループで出演、帰国後はコンポーザー/ピアニストとして活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)