• 本

いのちの場所

シリーズここで生きる

出版社名 岩波書店
出版年月 2015年10月
ISBNコード 978-4-00-028730-2
4-00-028730-3
税込価格 2,310円
頁数・縦 176P 20cm

商品内容

要旨

自分のいのちは自分だけのものだと考えると苦しくなる。死んだらすべてがなくなってしまうのか。なぜこの世には不平等な生があるのか―。著者は山深い森の生活から生まれた思考と、西洋哲学・仏教思想とを往還しながら、いのちのありかを探す旅に出る。そして、自分のいのちは自分だけのものではなく、他者や自然や、思いを寄せる人びとと共有しているものなのだと諒解していく。深く静かな思索。

目次

第1章 「いのち」の孤独
第2章 上野村の小さな集落
第3章 死生観と風土
第4章 個人の「いのち」
第5章 「いのち」はどこにあるのか

おすすめコメント

いのちの不条理をどう考えればよいか。著者は山深い森を出ていのちの在りかを探す旅に出る。深く静かな思索。

著者紹介

内山 節 (ウチヤマ タカシ)  
1950年東京生まれ。哲学者。1970年代に入った頃から、東京と群馬県上野村との二重生活をしている。現在、NPO法人・森づくりフォーラム代表理事など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)