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性暴力被害の実態と刑事裁判

出版社名 信山社
出版年月 2015年9月
ISBNコード 978-4-7972-8692-2
4-7972-8692-X
税込価格 2,200円
頁数・縦 193P 22cm

商品内容

要旨

司法関係者に問いかける真実の重み。性犯罪を直視し、被害者の人権をどう守れるのか。性犯罪が犯罪として適切に扱われない日本の現実。「国際的な観点からの日本女性の地位の低さ」(142か国中104位:GGG2014報告)からは脱却できるか。

目次

第1編 性暴力被害の実態(データからみる性暴力被害の実態―判決で描かれる性暴力被害と実態との乖離
精神科医から見た性暴力被害の実態)
第2編 性暴力被害と刑事裁判(性犯罪捜査の問題点―検察官の経験から
事実認定における経験則とジェンダー・バイアス―2つの最高裁判決の事例を中心に
アメリカにおける性刑法の改革)
第3編 まとめ(日本の法曹に対するジェンダーに関する継続教育の必要性
性犯罪事件の刑事弁護活動)

著者紹介

角田 由紀子 (ツノダ ユキコ)  
弁護士(第二東京弁護士会所属)。1967年東京大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)