• 本

俳句入門三十三講

出版社名 講談社エディトリアル
出版年月 2015年9月
ISBNコード 978-4-907514-31-0
4-907514-31-X
税込価格 1,760円
頁数・縦 337P 15cm

商品内容

要旨

「ホトトギス」を源流とする「雲母」に育った龍太は、父蛇笏の写実的俳句を継ぎながら、その作品は近代俳句の正嫡ともいうべく、勢いがよく魅力的で、しかも広がりと深さを持つ。本書は、「雲母」の例会の実作指導のなかから選りすぐった俳論・俳話で、いずれも文学の根源に触れるおもしろさがあり、読者は居ながらにして句会の現場に立ち会うような、しかもその語り口から著者の人柄にも触れることができる、好個の入門書といえよう。

目次

1 実作の要点(自分の肉眼でとらえる
誰に尊敬の念を抱くか
ありふれた素材を鮮やかに ほか)
2 内容と表現(一瞬の直截な把握
子規の推敲
感覚を支える土壌 ほか)
3 秀句の条件(新年

夏 ほか)

著者紹介

飯田 龍太 (イイダ リュウタ)  
1920年、山梨県に生まれる。國學院大学国文学科卒業。『雲母』主宰。第6回現代俳句協会賞、第20回読売文学賞、昭和55年度芸術院賞恩賜賞受賞。芸術院会員。2007年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)