ケアをすることの意味 病む人とともに在ることの心理学と医療人類学
出版社名 | 誠信書房 |
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出版年月 | 2015年10月 |
ISBNコード |
978-4-414-42866-7
(4-414-42866-1) |
税込価格 | 2,640円 |
頁数・縦 | 191P 21cm |
商品内容
要旨 |
医療人類学の世界的権威、ハーバード大学教授アーサー・クラインマンが現代におけるケアの本質を問う。貴重な来日講演(京都・東京)も収録。 |
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目次 |
第1部(ひとりの心理臨床家の考える人間の生とアーサー・クラインマンの存在 |
出版社 商品紹介 |
人間の体験における道徳的人間的な意味のある実践として経済性や合理性によっておとしめられているケアをすることについて再考を促す。 |
おすすめコメント
現代においても、ケアはそれがどこでなされるにしろ人間の体験におけるひとつの基礎となる道徳的・人間的な意味のある実践であることは確かである。それは人間であるということの価値に深く関わっており、経済性や合理性によってその価値が乱暴に貶められることにあらがうものである。本書では、ケアをすることに関する深刻な議論を喚起し、医学・看護・心理学教育と実践・研究におけるケアの位置づけの再考を促す。その一方で、患者や家族やコミュティーにおいてケアをすることの意義を訴える。